健康と栄養に関する情報ブログ

意図しない運動が起こってしまう症状のことを「不随意運動」と呼びます。不随運動には振戦、ジストニア、ヒョレア、ミオクローヌス、チックなどがあります。以下では不随運動とふるえの起こる病気について詳しく解説しています。 不随意運動と震えの...

開放性の傷、打撲、骨折、脱臼、圧迫などで神経系、筋肉が損傷された場合を「頭部外傷」と呼びます。 末梢神経や筋肉は直接障害されることが多いのですが、中枢神経系のほうは、頭蓋骨や背骨の損傷で、間接的に強く障害されることが特徴です。 ...

頭部外傷（とうぶがいしょう） ⇒頭部外傷について詳しくはこちら 脳外傷による高次脳機能障害 近年、交通外傷（交通事故による外傷）から回復した後、様々な障害が起こっていることに気付くことが多くなっています。この様な障害があることが広く知...

脳腫瘍（のうしゅよう） 脳腫瘍は頭蓋内に発生する腫瘍を指します。ほかの部位の腫瘍との大きな違いは、かたい頭蓋骨に囲まれていることです。このために診断がむずかしいばかりではなく、良性腫瘍であっても生命の危険を生じることがあり、また手術も容易...

中枢神経の白質を広く障害する病気で、遺伝性の病気が多いのが特徴です。 クラッベ病 生後６ヶ月頃に発症する疾患です。原因遺伝子が常染色体に存在する「常染色体劣性遺伝」します。グルコシルセラミダーゼが欠損し、サイコシン（脳が作る毒のようなも...

橋中心髄鞘崩壊 慢性アルコール中毒者が突然昏睡状態になることがあります。多くの場合は低血糖発作によるもので、点滴で軽快します。 ところが、中には脳の神経線維のカバー（髄鞘）が溶けてしまう病気が起こります。これが大脳と脊髄をむすぶ橋に...

多発性硬化症とは違い、再発は無いとされています。脳炎ワクチン接種後に1～2週間たってから生じるものと、様々なウイルスによって感染し、2～6週間経ってから生じる「感染後脳脊髄炎」とがあります。 感染後ADEMは小児に発症することが多く、...

多発性硬化症の有病率は5万人に1人程の難病で、脳や脊髄のいろいろな場所に障害を起こす非常に厄介な病気です。 原因 病気の原因は神経をカバーする髄鞘を攻撃する抗体がからだにつくられるためと考えられています。それも手足の末梢神経ではなく、脳...

神経線維は中心の軸索と、軸索を覆う髄鞘からなっています。電線に例えると、芯にある銅線が軸索であり、銅線を覆うビニールやプラスチックの被膜が髄鞘ということになります。 免疫異常などでこの髄鞘が攻撃され、神経線維がはだかになるのが脱髄疾患...

原因 脳膿瘍は頭蓋骨（乳様突起、副鼻腔など）の感染から直接脳内に広がるか、頭蓋骨折の感染によるか、あるいは肺などの感染源から血液を介して感染が広がって生じます。 「気管支拡張症」や「肺膿瘍」など肺の感染巣からの感染が多いとされており...