脱髄疾患(だつずいしっかん)とは?

神経線維は中心の軸索と、軸索を覆う髄鞘からなっています。電線に例えると、芯にある銅線が軸索であり、銅線を覆うビニールやプラスチックの被膜が髄鞘ということになります。

免疫異常などでこの髄鞘が攻撃され、神経線維がはだかになるのが脱髄疾患です。この結果、神経の伝導がうまくいかなくなり、麻痺などが始まります。

そのうちでも多い病気に多発性硬化症があります。遺伝性に髄鞘ができない病気もあり、これを白質ジストロフィー症といいます。

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