亜鉛とタンパク質の関係

亜鉛は身体の構成成分の大部分を占める、タンパク質の合成に欠かす事の出来ない栄養素です。タンパク質の合成は、酵素の働きで分解されたアミノ酸が再びタンパク質として合成されて行われます。

この時、タンパク質を合成する設計図としてDNAが使われ、DNAの情報はアミノ酸に伝えられて再合成されますが、DNAから情報がアミノ酸に伝えられる時は、ジンクフィンガーとよばれる亜鉛で構成された物質で行われます。

亜鉛が不足していると、設計図がアミノ酸に伝えられずに活発な細胞分裂をおこなわれず、胎児の発育にも影響して早産や奇形などの妊娠となってしまう事もあります。

また、亜鉛は骨や筋肉といった組織の入れ替えにも、一役買っています。人間の骨や筋肉は、皮膚のように垢として目に見えないので実感がわかり難いですが、絶えず新しいものと入れ替わっています。

この入れ替わりは、骨や筋肉のタンパク質をアミノ酸に分解し、そのアミノ酸を再度合成することで、タンパク質を新たに作ります。亜鉛は、タンパク質を分解する際のアミノ酸分解酵素として働いています。

亜鉛はアミノ酸分解酵素の働きに欠かせませんが、亜鉛が不足しているとタンパク質を分解されず、骨や筋肉の新陳代謝が遅れて、老化が早まってしまいます。

亜鉛は感覚を司る器官とも接点が多く、亜鉛が不足すると肌が荒れたり、爪が正常にはえてこなくなる事も考えられます。また、口内炎が出来やすくなったり、味覚異常を起こしていたりします。

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