人間の血液量と出血の種類

人間の血液量と出血

私たちの体内を流れている血液量は、体重1kgあたり約80mlです。したがって、体重50kgの人の血液量は4リットルになります。全血液量の約20%以上が短時間で失われると、出血性ショックを生じ、さらに30%以上が失われると、生命への危険が生じてきます。出血は大きく2つ、外出血と内出血に分けられます。

外出血

身体表面の傷口から出血しているものをいいます。

内出血

外からは見えない身体内部での出血をいいます。胸部動脈瘤破裂のときの胸腔内出血、肝臓破裂のときの腹腔内出血、交通事故のときの骨盤出血などが含まれます。

出血の種類と止血

血液は、ふだんは血管内を流れています。つまり出血とは、さまざまな原因のため血管が破れ血液が血管外に漏れ出てきたことを意味します。そして、破れる血管の種類により動脈性出血、静脈性出血、毛細血管性出血に分けられます。

動脈性出血

動脈性出血では、鮮やかな赤色(鮮紅色)の血液が勢いよく拍動性にピューピューと出血します。自然に止血することは少なく、放置すると出血性ショック、そして生命への危険が及ぶことが多く、もっとも重症で危険な出血です。

静脈性出血

静脈性出血では、暗赤色の血液がドロドロと湧き出るように出血します。細い静脈からの出血の場合は、出血部位を強く圧迫すると容易に止血しますが、太い静脈からの出血の場合は容易に止血せず、出血性ショックにおちいる場合があります。

毛細血管性出血

毛細血管という非常に細い血管から、滲み出るように出血します。出血部位を圧迫すれば容易に止血するので、出血性ショックにおちいることはありません。

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