救命・応急手当ての流れと注意点

応急処置のまとめ

傷病者にいかに早く救急蘇生法をおこなうかで、その傷病者の回復が大きく左右されます。救急隊が到着するまでに、バイスタンダー(救助者)がおこなう「救命・応急手当て」の大まかな流れと注意点は次の通りです。

まず大切なのはあわてないこと、そして必ず助けを呼ぶことです。1人で頑張ってはいけません。

また、自分自身の安全確保も重要です。助けに行ったはずが、逆に傷病者をふやす(自分自身が助けられる側になってしまう)ことは避けましょう。

心肺蘇生で口対口の人工呼吸をおこなうケースで、バイスタンダーが肝炎やエイズなどの感染症に感染する可能性は低いと想定されますが、リスクを低減する防護具として、一方向弁付き呼気吹き込み用具やキーホルダー型のフェースシールドなどが市販されています。

とっさのことで、こうした用具もなく、人工呼吸をちゅうちょするときは、胸骨圧迫(胸骨圧迫)だけでも実施しましょう。過去の例から、胸骨圧迫の有効性、傷病者の救命率向上が認められています。

2014071500

出典:Google画像検索

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