狭心症（きょうしんしょう、angina pectoris）とは、心臓の筋肉（心筋）に酸素を供給している冠動脈の異常（動脈硬化、攣縮など）による一過性の心筋の虚血のための胸痛・胸部圧迫感などの主症状である。虚血性心疾患の1つである。なお、完全に冠動脈が閉塞、または著しい狭窄が起こり、心筋が壊死してしまった場合には心筋梗塞という。
wikipedia 狭心症より
早期発見が改善に繋がる
狭心症は自覚できる症状が有り、患者さんによってその症状は様々なのですが、その症状が一時的であるため、「疲れているから」とか、「一時的なものだろう」と自己解決してしまい、大事に捉えないという方が多いそうです。そして、健康診断で心臓に異常が発見され、検査の結果、初めて自分が狭心症だと知る方も多く、まさか自分が心臓病だったとは夢にも思わなかったという患者さんも少なくありません。
しかし、早期に発見することで狭心症の治療・改善に繋げることができるといわれていますので、自分の体（胸部）に何らかの異常が現れた場合は、我慢せずにすぐに医師の診断を受けるようにしてください。
「万一心臓に大きな病気が見つかったらどうしよう？」といった恐怖感や不安感から、息苦しさや胸が締め付けられるような痛みといった症状が出ても、病院へ行かずに様子を見るという方も多いのですが、狭心症と診断された方々は、誰でも皆、最初は同じような心境でした。
しかし、勇気を出して病院で診察を受けた結果、しっかりとした治療を受けて症状が改善したり、普段と変わらぬ生活を送ることができるようになった方も大勢いるのです。
症状が重くなってしまえば、それだけ治療に掛かる時間や、それに伴う肉体的な負担も増加してしまいますので、健康診断等で狭心症の疑いがあると診断された場合は、速やかに専門の医療機関で検査を受けるようにしてください。
