花粉症になってしまった…そんな時のケア・症状緩和の方法

花粉症

一度発症するとなかなか回復してくれない辛い花粉症。
そんな時は少しでも症状を緩和したい一心で様々な対処法をお試しになられる事と思いますが、間違った対処法で体にダメージを与えてしまう可能性もあります。

正しいケアと対処法を心がける事で辛い症状を少しでも緩和させられるよう、今回は花粉症を発症した際の対処法として推奨される方法を幾つかご紹介させて頂きます。

鼻の花粉症対策

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加湿で鼻粘膜を守る

花粉症の症状が出ている時、鼻の粘膜は大変に荒れてしまうものですが、50~55%の湿度はこうした鼻粘膜の炎症を抑えてくれる効果があるとされています。

鼻のかみすぎで鼻がかぶれて痛い…

とめどなく流れてくる鼻水を取り去る為にしょっちゅう鼻をかんでいると、その内鼻がかぶれてきてヒリヒリしてしまい、鼻をかむ度に痛みに悩まされる事があるかと思いますが、こんな時は薬局等でワセリンを購入し、荒れた鼻に塗って鼻周りの皮膚を保護するようにしましょう。(出来れば刺激が少なく、かつ炎症を抑えてくれるタイプのものを選びたいですね)

鼻の洗浄に水道水はGN!

花粉症は主に鼻の中に花粉が侵入してしまう事が原因である為、洗浄によって鼻の中の花粉を取り除く事は確かに理に適っているのですが、その際に水道水を用いるのは出来れば避けた方が良いとされています。

というのも、水道水は鼻の粘膜までも剥がし落としてしまう為、結果的に鼻の内部をガードする機能が低下してしまい、更なる鼻の炎症を招いてしまうのです。

ですので鼻の洗浄を行う際は、鼻の粘膜の成分に近いとされる生理食塩水(水に僅かな食塩を溶かしたもの)を用いるようにしましょう。

目の花粉症対策

目をかいてはダメ!

耐え難い目のかゆみについつい手でこすってしまう事もしばしあるかと思いますが、こすってしまうと逆に目の炎症が悪化してしまい、なおかつ手指についた雑菌が眼球に付着してしまい衛生的にも良くない為、冷やした濡れタオルで目を冷やす等して、こする以外のかゆみへの対処を行うようにしましょう。

コンタクトレンズを使わない

本来、眼球は目の中に入ってきた花粉症等の異物を涙によって洗い流し排出する機能が備わっています。
ですがコンタクトレンズを着けていると眼球の洗浄を阻害してしまう為、花粉症の排出が滞ってしまい炎症を助長してしまう可能性がありますので、コンタクトレンズの使用を止めてメガネ等に変える事が望ましいとされています。

目の洗浄には水道水はNG!

目の中に入った花粉等を洗い流したくなって目を水で洗ったりする場合がありますが、この際に安易に水道水を用いるのは避けたいものです。

何故かと言うと、眼球は普段涙腺から分泌された涙で覆われて保護されているのですが、水道水はこうした保護役となっていた涙を全て洗い流してしまい眼球に負担を掛けてしまうからです。
また、水道水の成分自体が目の細胞にもダメージを与えてしまいますので、目の洗浄を行う際は市販の目薬等を使って対処する事が望ましいです。

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