花粉症にならない為にはこの予防対策!

花粉症

屋内、屋外問わず私達は普段の生活の中の至る所で花粉と接触する機会があります。
今回はそういった花粉との望まぬ接触を少しでも減らす為に出来る予防対策についてご紹介させて頂きます。

屋外での花粉症予防対策

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花粉が大量に大気中を飛散する時期、家の外では空気に溶け込んだ花粉が濃密に漂っています。
そんな中を花粉症持ちの方が外出して行かなくてはならないとなると大変におっくうなものですが、花粉と接触するリスクを少しでも減らす為の対策をして万全の備えで外出し、花粉症の憂いを最小限に抑えていきましょう。

外出時は花粉症情報のチェック

『日本気象協会 花粉症情報』

上記サイトのように日本国内の各地域におけるその日ごとの花粉の飛散量を教えてくれる情報サイト等を利用して、外出時期と外出先を考える際の参考にしていきましょう。

メガネとマスクで目と鼻をガード

濃密な花粉を含んだ外気に貴方の目と鼻が晒されてしまうのを防ぐ為、外出時はマスクとメガネを着用していきましょう。

また、マスクは隙間が出来ず顔にピッタリとフィットするタイプのものが望ましく、メガネも出来れば花粉症対策に配慮されたタイプのものを着用するとより効果的です。

一昔前は花粉症メガネというと野暮ったいデザインのせいで着用を躊躇してしまう方もいらっしゃったかと思いますが、今はデザイン性にも配慮したオシャレな商品が販売されており、マスクをしていてもレンズが曇りにくく花粉症対策に適したタイプのものもあるようです。

帽子を被って髪を保護

花粉は頭髪にも容赦なく付着してきますので、花粉まみれの頭で帰宅するハメにならないよう、外出時は帽子を被って頭髪への花粉の付着をブロックしましょう。

外出時の衣服の種類に注意

外出した際はとかく衣服に沢山の花粉が付着してしまうもの。
ですので外出時はウールの生地や静電気が発生し易い化学繊維の生地等、花粉が好んで付着してくるような生地の服装は避けるのが望ましいと考えられます。

風の強い日、雨が降った翌日、気温の高い日が続いている時は外出を控える

花粉は一旦水分を含んでから乾くとより細かい塵になって益々空気中に溶け込み易くなってしまう為、雨の日の翌日が晴れていたりするとうつも以上に花粉の飛散が酷い事になってしまうようです。
また、気温が上がり暖かい日が連日続いた時等は植物が特に花粉を放出し易くなりますし、風の強い日等は当然ながら花粉が空気中に舞い上がり易くなりますので、いずれの日も花粉症に悩む人にとっては大変に注意すべき厄介な日と言えるでしょう。

花粉が特に多い時間帯にも注意

人々や車等が街中で多く動き回る事で花粉が舞い上がり易いお昼頃は特に花粉と接触し易い時間帯とされています。
また、夕方頃になると気温が下がって空気の対流が起こり始めてそれまで上空に漂っていたような軽い花粉達が街中に降りて来始め、更に仕事からの帰宅等で人々の動きが再び活発になって花粉が舞い上がり易くなってしまう為、これらの時間帯の外出にはとりわけ対策に注意を払う必要があります。

自転車やバイクに乗らない

外気に晒された状態で高速移動する乗り物に乗ると、それだけで大量の花粉が体に付着してしまう事になりますので、出来れば外気になるべく触れずに済むような車や電車等での移動が望ましいと考えられます。

■室内での花粉症予防対策

花粉の大気中への飛散がピークに達する時期には1日におよそ2000万個もの花粉が室内に入ってくると言われていますが、室内で花粉の脅威から逃れて穏やかに暮らす為には外から家の中へと様々な経路で侵入してくる花粉達を如何にシャットアウトして排除するかがカギとなります。

帰宅時は家に入る前に花粉を落とす

花粉が漂う外の空気を浴びて外出から帰ってきた貴方の衣服には花粉がタップリと付着していませんか?
それらを家の中に持ち込んでしまわないよう、玄関に入る前にしっかりと衣服等に付着した花粉をホコリ落とし等を使って払い落としてから家に入るようにしましょう。

空気清浄機を設置する

家の外に浮遊している花粉は様々な経路から住居へも侵入してきますが、そんな時に室内に侵入してしまった空気中の花粉をキャッチして人体への侵入を防ぐには空気清浄機が有効です。

また、空気清浄機の置き場所としては、花粉の主な侵入ルートとなる玄関や窓際が効果的であるとされています。

室内を水拭き

花粉は重たい粒子である為、室内に入ってきたそれらはいつまでも空気中に漂っておらずやがて床に落下していくのですが、こういった花粉が何かの拍子に再び空気中に舞い上がって人体に侵入してしまうのを防ぐには、雑巾やモップ等で床を水拭きし、これらの花粉を掃除するのが効果的です。

加湿器で花粉を落下させる

空気中にふよふよと浮いている花粉は容易に呼吸と共に人体へと侵入してしまいますが、湿度の高い環境では花粉は水分を含んで地面に落下し易くなりますので、加湿器で室内の湿度を上げる事で、住人の呼吸による花粉の吸入をある程度防げるようになります。

花粉の飛散が酷い日は布団や洗濯物を外に干さない

花粉が大量に大気中に飛散している日は、布団や洗濯物は出来れば外に干さないようにして、乾燥機等を利用するようにしましょう。

換気する場合は時間帯に注意

1日の内で花粉が飛散し易いとされているお昼と夕方に換気を行うと、外気から沢山の花粉が室内へと侵入してしまいますので、換気は花粉が大人しい朝方に行うのが良いと思われます。

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