体質を改善して花粉症予防!

花粉症

花粉症はそもそも自身の体内の免疫機能が花粉に対して過敏になり過ぎた際に引き起こされるアレルギー反応が原因となっています。

ですのでアレルギー反応を起こさない体質の人の場合はそもそも花粉症で悩む必要が無いという事になるのですが、アレルギーを起こす人とそうでない人は一体どのように体質が違っているのでしょうか?

もし自身の体質を改善してアレルギー反応を起こしにくい体になる事が可能であれば、花粉症の原因を根本からカットする事が可能となる訳ですからこれ程の花粉症対策は他に無いとも言えますが、今回は自身の花粉に対する体質を改善する為の助けになると考えられている方法について幾つかご紹介させて頂きます。

生活習慣の乱れや疲労・ストレスがアレルギー体質を作る

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杉山に囲まれて花粉を沢山浴びる機会の多い筈の田舎に住んでいる人よりも、都会に住む人の方が花粉症の発症の割合が多い傾向があると言われていますが、それは都会に住んで生活していると仕事の都合等の様々な事情から生活が不規則になり易いという背景が関係しているようです。

夜更かしを繰り返して寝不足が続く…昼夜逆転で日光を殆ど浴びない…栄養バランスの悪い食事ばかり摂っている…運動不足で体が鈍っている…。
このような調子で不健康な生活を続けてしまっている人は当然ながら免疫機能についても機能が低下して免疫バランスも崩れてしまう為、花粉に対して過剰なアレルギー反応を引き起こす可能性がありますので、体質を改善して花粉症を治したい場合はまずこうした生活習慣を改善していく事で免疫バランスを回復させる必要があります。

また、疲労が溜まったりストレスを抱えている場合も免疫バランスを崩し易いとされていますので、これらの点にも注意したい所です。

体質改善に良いとされる食べ物

ヨーグルト

ビフィズス菌は花粉等への過剰なアレルギー反応を抑制するのに良いとされており、花粉症対策を考える人の間ではよく好んで食べられています。
また、ヨーグルトのみで食べるよりも野菜と一緒に食べると良いとされています。

レンコン

レンコンの成分は抗アレルギー作用や鼻の粘膜を守る働きがあり、花粉症の緩和に良いとされています。

えごま油

普段料理等に使っている一般的なサラダ油は、過剰なアレルギー反応を起こし易い体質にしてしまうリノール酸を多く含んでいますが、えごま油等に多く含まれるαリノレン酸を摂取する事でこうしたリノール酸の悪影響を抑えられるとされています。

シソの葉

シソにはアレルギー体質を改善するαリノレン酸が多く含まれています。
特に赤シソは炎症を和らげるポリフェノールの一種が入っているので目や鼻のかゆみ等を改善したい場合は是非赤シソを摂取しましょう。

トマト

トマトに含まれるリコピンには花粉症の症状を緩和する働きがあると言われています。
※ただ、生のトマトは逆に花粉症を悪化させる事があるので加熱処理したものを食べる事が望ましいです。

梅干

梅肉にはアレルギー症状を抑える抵ヒスタミンと似た働きをする栄養素が含まれている為、梅干を食べる事で花粉症に強い体質を作る事が出来ます。

甜茶

花粉症に悩む人の間でよく愛飲されているものがこの甜茶です。また、甜茶エキスを混ぜた飴等を舐めるのも良いでしょう

花粉症にとって良くない食べもの

花粉症の改善に良いものだけでなく、逆に食べてしまうと花粉症の悪化に繋がる以下のような食べ物もありますので注意が必要です。

  • 揚げ物の脂っこい料理、揚げたスナック菓子
    サラダ油には花粉症にとって良くないリノール酸が多く含まれています。
  • ハンバーガーやフライドポテト等のファーストフード
  • ヨーグルトを除く乳製品
  • ケーキや缶コーヒー等の砂糖を大量に含んだもの
  • ハム、ソーセージ等の加工食品全般
    花粉症を悪化させる添加物である亜硝酸塩等が含まれています。
  • 輸入した小麦粉等の穀物
    輸入時に虫除けや防腐処理の為に薬剤が使われる為、これら化学物質がアレルギー体質の温床になってしまいます。
  • 生野菜、果物
    これらにはアレルギーを起こす要因となるヒスタミンやセロトニンが含まれています。
  • スパイス等の刺激物

その他の注意点

体を冷やさない

体温が低い状態が続くと、免疫機能のバランスが崩れてしまい過剰アレルギーを起こし易くなってしまうと考えられますので、普段から体を冷やさないように注意しましょう。

禁煙する

喫煙は免疫機能を低下させる働きがありますので、当然ながら花粉症にとっては良く無い為、喫煙者で花粉症に悩む人は禁煙に取り組むのは勿論、受動喫煙にも注意を払いたいものです。

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