花粉症対策の味方「ヨーグルト」

花粉症

花粉症を克服する為の体質改善の一環としてヨーグルトを食べる事が推奨される事がありますが、何故ヨーグルトが花粉症対策に良いとされているのか、今回はその理由についてご紹介させて頂きます。

何故ヨーグルトが良いとされているのか?

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花粉症はそもそも体の免疫機能のバランスが崩れた結果、花粉に対して免疫機能が過剰に反応してしまった結果、数々のアレルギー症状を引き起こしてしまう所に原因があるとされています。

ですので花粉症予防の為にはこの免疫機能を健全に回復させる事が重要となってくるのですが、その為の一助となるのがヨーグルトに含まれているビフィズス菌等を初めとした『乳酸菌』です。

腸内環境の改善で免疫力アップ!花粉症対策にも

腸内には人体の免疫を司る免疫細胞のおよそ6割程が集中しているとされていますので、免疫機能を正常にする為には真っ先に腸内環境を整える必要があるのですが、そこで効果的な役割を果たしてくれるのが乳酸菌です。

乳酸菌は腸内を健康に保つ働きがある為、その恩恵を受けて体の免疫力も回復し、結果として免疫バンラスの崩れから発生していた花粉への過剰なアレルギー反応も緩和させる事が出来るようになっていくと考えられています。

花粉症になる前に食べる

ヨーグルトによる体質改善は食べてすぐに効果が現れる訳ではない為、花粉症が出てきたからといってその症状を和らげようとして食べる為のものではありません。
あくまでも普段の生活の中でヨーグルトを常食して腸内環境を整えて続けた結果として、免疫が改善されて花粉症のアレルギー反応が緩和されるという訳です。

その為、ヨーグルトによる体質改善を試みる場合は半年間~1年間程の長期間に渡って気長に取り組む必要があるのです。

食べ方に注意!効果が無くなる場合も・・・

ヨーグルトがもたらす花粉へのアレルギー症状緩和効果は、ヨーグルトに含まれる乳酸菌が正しく私達の腸内へ届く事で初めて期待する事が出来ます。

ですが、食べ方によっては乳酸菌が腸内に届く前に死滅してしまい、食べてもあまり意味が無い結果となってしまう事もしばしあります。

ですので腸内に乳酸菌を生きたまま届けようと思ったら、その為に開発されたタイプのヨーグルトを食べる事が望ましい為、「生きたまま腸に届く」といった謳い文句で販売されている、腸に乳酸菌を届け易くなるよう調整されたタイプのヨーグルトを食べるようにしましょう。

甘いヨーグルトにご注意

また、砂糖は腸内環境を乱す原因になるとされているのですが、一般的なヨーグルトには砂糖がふんだんに混ぜられている為、出来れば無糖タイプのヨーグルトを食べる事が望ましいです。

動物性よりも植物性の乳酸菌

実は乳酸菌はチーズやヨーグルト等に含まれる動物性のものよりも、ぬか漬け等に含まれる植物性の乳酸菌の方がタフな性質を持っている為、胃液で死滅せずに腸まで届き易いと考えれていますので、ヨーグルトだけでなくこういった植物制の乳酸菌を多く含む食品も併せて食べるようにしたいですね。

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