花粉症治療に薬を用いる場合、その副作用が気になってしまう所ではありますが、そういった心配が比較的少ない治療薬として医療機関等でも漢方薬が処方される場合があります。
今回はそういった花粉症の為の漢方薬についてご紹介させて頂きます。
■体質によって処方が変わる漢方薬
漢方薬の場合、本人の体質によって処方すべきものが変わってくるのですが、体質に合わせた漢方薬としては主に以下のようなものが存在しています。
※実際に漢方薬を服用した場合の効能には個人差があります。また、体質によって処方が変わる為、医療機関で医師の指導を仰いだ上で服用するようにしましょう。
＊小青竜湯（ショウセイリュウトウ）
漢方では、鼻炎に見られるような鼻水、くしゃみ等の症状は本人の体内の水分代謝のバランスの崩れ、防衛力の弱まり、体の冷え等から来ていると考えます。
その為、体を温めると共に体内の水分バランスを調整し、アレルギー物質に対する防衛力を強めようとする為に、処方されるのがこの漢方です。
メーカー ツムラ
参考価格 1,891円
内容量 24包
特徴 鼻炎や鼻水を止める
＊葛根湯加川芎辛夷（カッコントウカセンキュウシンイ）
鼻水やくしゃみが改善しても、鼻詰まりが緩和されないような症状にはこの漢方が処方されます。
血行を促進して鼻の詰まりを緩和し、それと同時に体内のアレルギー物質を排出する効能があるとされています。
メーカー ツムラ
参考価格 1,354円
内容量 24包
特徴 鼻づまり、鼻炎を改善
＊荊芥連翹湯（ケイガイレンギョウトウ）
蓄膿症等の治療にも使われる事のあるこの漢方薬には抗炎症作用があり、
目の痒みや慢性意的な鼻炎等、上半身の炎症を調整します。
メーカー ツムラ
参考価格 1,600円
内容量 24包
特徴 鼻炎改善、目の痒みや充血の緩和
