糖尿病とは、インスリンと呼ばれるホルモンの量が不足したり、働きが悪化することによって血液中のブドウ糖(血糖)が多くなってしまう状態(高血糖状態)が長く続いてしまう病気のことです。
膵臓からのインスリンの分泌が不足している場合(インスリンが足りない状態)と、肥満等によってインスリンの効果が薄くなってしまう場合(インスリンは有っても血糖値が下がらない状態)、またはこの両方が組み合わさった状態があります。
なぜ血糖値が上がるのか?
正常な状態
正常な状態では、ブドウ糖とインスリン作用のバランスがしっかりと保たれています。
高血糖状態
インスリンの量が不足したり、インスリンの働きが悪化してしまうことで、ブドウ糖とのバランスが崩れてしまい、血糖値が上昇してしまいます。