インスリンの分泌と血糖値について

膵臓から分泌されるインスリンには、体の中の血糖値を正しい値に保つ働きを持っています。

インスリンの働きとは？

膵臓には「ランゲルハンス島」と呼ばれる細胞の集まりがあり、インスリンはこの中のβ細胞で作られて分泌されています。尚且つ、インスリンが必要な分だけ生産されており、インスリンの働きが正常であるとき、血糖値を十分に下げることができるのです。

糖尿病を患っている患者さんは、このインスリンの分泌が低下していたり、働きが弱くなっています。すると、インスリン作用が弱くなってしまい、血糖値を下げることができなくなってしまい、血糖値が高い状態が続いてしまうのです。