ノンカフェインの飲み物とカフェインの効果・効能

お茶・紅茶・コーヒー

カフェインには疲労回復効果や眠気の解消といったプラスの効果もありますが、反面、妊娠中の女性や子ども、その他カフェインの摂取を制限しなければならない疾患が認められるという場合には、摂取に気を配る必要のある成分でもあります。

ノンカフェインの代表的な飲み物としては、以下のようなものが挙げられます。あわせて、カフェインが含まれている飲み物も紹介しておきます。

カフェインが含まれていない飲み物

カフェインが含まれている飲み物

  • コーヒー
  • 紅茶
  • 緑茶
  • ココア
  • コーラ系飲料
  • 栄養ドリンク等

カフェインが含まれていない飲料に関しては、当ブログでもいくつか紹介していますので、それぞれの記事にリンクを貼っておきます。

カフェインは有用な効果が確認されていますが、一方で体質的にカフェインが合わない人や妊娠中(授乳中)の女性であれば、なるべくなら摂取を控えておきたいところです。それでも、気分転換やリフレッシュを図りたいという場合であれば、上記で紹介したノンカフェインの飲み物を飲むようにすると良いでしょう。

ノンカフェインのお茶や健康飲料

先ほど紹介したノンカフェインの飲み物を以下に詳しく説明していきます。ノンカフェイン飲料は、カフェインが入っていないというだけでなく、美容や健康面においても効果が高いとされるものが多いという特徴もあります。

黒豆茶

黒豆茶には大豆イソフラボンが含まれており、他にもアントシアニンや サポニン、 レシチン、ビタミンEなど、豊富な栄養素を含んでいるノンカフェイン飲料です。

また、これらの栄養素が作用して、血中のコレステロールの酸化を防いで血液をさらさらにし、さらに体脂肪の蓄積を抑制しつつ脂肪の代謝を促す作用が、肥満解消に効果的とされています。

ゴーヤ茶

ゴーヤ(にがうり)には様々な栄養素が含まれており、ビタミンCやカロテン、カリウムやタンパク質等を豊富に含んでいる、健康によいとされている健康野菜です。

そのゴーヤを原材料にしているのがゴーヤ茶で、効能としては疲労回復効果をはじめ、便秘の解消や胃腸の活動促進、肝機能の機能改善の他、血糖値をコントロールして安定化させるといった作用が確認されています。また、カフェインも含まれていません。

そば茶

そば茶には「ルチン」と呼ばれる、ビタミンP(ビタミン様物質)の一種である成分が含まれているのですが、この成分が毛細血管を強化して、動脈硬化や高血圧の予防改善に効果的と言われています。

特に、韃靼蕎麦(だったんそば)と呼ばれる種類の蕎麦には、このルチンが多く含まれていることから、普通のそば茶よりも韃靼蕎麦茶の方が健康面ではプラス効果が高いとされ、人気となっています。

>>そば茶の効能・効果

タンポポ茶(タンポポコーヒー)

タンポポ茶(たんぽぽコーヒーとも)もノンカフェインの飲み物で、特に女性に人気の高い飲料です。その理由としては、たんぽぽ茶には母乳の出を良くし、冷え性や便秘の解消に効果が高いと言われているためです。また、カフェインが含まれていないということで、妊娠中や授乳中の女性でも安心して飲むことができるという点も人気の理由の一つでしょう。

「コーヒー」と名前が入っていることから、カフェインが入っていると勘違いする方も多いのですが、実際には、見た目や色がコーヒーに近いことからこの名前で呼ばれているのであって、カフェインは一切含まれていません。

>>たんぽぽコーヒーの特徴と効能・効果

甜茶

甜茶(てんちゃ)は各種のアミノ酸をはじめとして、カルシウムやマグネシウム、カリウムや亜鉛、鉄といったミネラル類が豊富に含まれているノンカフェイン飲料で、甜という字が示すとおり、中国では甘みのあるお茶の総称として親しまれています。

甜茶にはGODポリフェノール(甜茶ポリフェノールとも)が含まれており、この成分が花粉症や喘息といったアレルギー性疾患の緩和に役立つのではないかと期待されています。

杜仲茶

杜仲茶(とちゅうちゃ)は非常に生命力が強いといわれている植物である「杜仲(とちゅう)」を使ったお茶で、カフェインが含まれていないノンカフェイン飲料のお茶です。

杜仲は古来より中国で「不老長寿」の生薬として親しまれてきました。人体に作用する代表的な効能としては、血圧の下降作用や動脈硬化の改善と予防等が挙げられますが、これは杜仲茶に含まれている「リドイド配糖体のゲニポシド酸」と呼ばれる成分の作用によるものと考えられています。

ルイボスティー

ルイボスティー(ルイボス茶)に関してはルイボスティー(ルイボス茶)のページで詳細に説明しているのですが、南アフリカを原産とする「ルイボス」と呼ばれる植物を原材料にしたお茶で、ノンカフェイン&豊富に含まれている栄養素が特徴の健康飲料です。

強い抗酸化作用をもっと「SOD様物質」が含まれており、アトピー性皮膚炎や花粉症といったアレルギー性の疾患の改善予防効果が期待できるとされています。

>>ルイボスティー(ルイボス茶)

様々な飲み物のカフェイン含有量を知る

カフェイン=コーヒーというイメージが一般的だと思いますが、実はカフェインは様々な飲み物に含まれており、日本人が良く飲んでいるお茶にもカフェインは含まれているのです。

他にも、コーラやココア、各種の栄養ドリンクにもカフェインは含まれており、現在の私達の日常生活の中では、カフェインを摂取する場面は非常に多いと言えます。

お茶やコーヒーの抽出液のカフェイン含有量

飲み物 カフェイン含有量(100ml当たり)
玉露 160mg
抹茶 32mg
煎茶 20mg
ほうじ茶 20mg
烏龍茶 20mg
番茶 10mg
玄米茶 10mg
コーヒー 60mg
紅茶 30mg

上記の表で表しているカフェイン含有量は、文部科学省が公表している「五訂日本食品標準成分表」のデータを参照して作成しています。尚、お茶の葉の量や注ぐお湯の量や抽出時間等でもカフェインの含有量は変わってきますので、上記の数値はあくまでも参考値として捉えておいてください。

尚、カフェイン摂取の上限は一度の摂取では200mg以内、一日で500mg以内とされています。上記の表で言えば、玉露であれば1日3杯程度、コーヒーであれば1日8杯程度までということになりますが、コーヒーを1日に7杯は少し多すぎると思いますので、個人的には5杯くらまでかな・・・と考えます。

カフェインの効能・効果

カフェインは健康に様々な良い影響を与えると言われていますが、カフェインは本来は「毒物」とされています。何事も過剰に摂取してしまえば体に悪い影響を与えてしまうということなのですが、個人の健康状態(妊娠中の女性など)によっては、カフェインの摂取を制限したほうが良い場合があるのは確かです。

カフェインは中枢神経を興奮させることによる「覚醒作用」があるので、眠気覚ましとしてカフェインを摂取する場合も多いでしょう。また、疲労回復効果も確認されており、他にも運動機能の向上や知的作業能力の向上といった作用の他、利尿作用、血管拡張作用、胃酸の分泌促進作用等、数々の効果・効能が確認されています。

母乳育児に最適 ノンカフェインのたんぽぽコーヒー

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