生検とは、患部の一部を切り取った後に顕微鏡などで調べる検査のことです。病気の状態をはっきりと確認することができ、この検査によって診断がより正確になります。
この言葉自体は一般的にあまり認知されていない言葉(認知度は43%ほど)と言われています。
筋生検
筋肉の病気の際、直接筋肉の小さな破片(小片)を切り取り、顕微鏡や電子顕微鏡で検査を行います。
神経生検
末梢神経の病気では、かかとからふくらはぎにかけて走る腓腹(ひふく)神経を2cm程切り取り、これを調べます。この生検によって疾患の正確な原因が判明します。
検査の後遺症は殆ど無く、傷跡も半年程で分からなくなる程度まで回復します。